オーディオ環境

 

ミニコンポ(ソニーMHC-J970EX)


ソニーMHC-J970EX

ソニーが1994年に発売したミニコンポ、pixyシリーズの最上位機種。各部を独立させそれぞれをピンケーブルで接続する方法で音質を重視している。
CDプレイヤー部は、当時のソニー製高級CDプレイヤーに採用されていた、アドバンストH.D.L.C(ハイディンシティ・リニア・コンバーター・システム) を採用し、高級CDプレイヤー並みの音質になっている。
DSPコントロールアンプには、プロ用ミキサー用に開発されたLSIが採用され、今までよりも良い音場を得られるようになっている。 また、人工知能により音楽情報を分析し、イコライザーを自動調節したり、聴く位置を指定するだけで理想の音場調節してくれたり、 スピーカーの位置や壁の固さなどを指定すると、その部屋に適した音場制御をし、より快適なリスニングルームを演出してくれる。 ダイレクトスイッチも装備され、DSP回路を通さずにより原音に近い音を味わうこともできる。
そしてこのコンポ最大の特徴は、スピーカー部に使われているエレスタットスピーカーである。ツイーター部にはエレクトロスタティック・トゥイーター が使われ、透き通ったようなきれいな高音を再現している。また、ウーファー部にはモーショナル・フィードバック・ウーファーが使われ、このサイズにはない無理のない低音を再現している。

…とまぁ、カタログに書いてある宣伝文句をまとめてみたんですが、これだけ見るとどんなに良い音を出してくれるのだろうと思う上にこのCM見たらやっぱり期待してしまうわけで。

買った当初から透き通るきれいな高音の出るはずのツイーターからきれいな高音が出ない…。コレがかなりショックでした。ツイーターは静電気で動いてるから息を吹きかけて湿らせたらどうだろうと思い、やってみたら吹きかけてから少しの間は きれいな高音が出てくれました。が、まだ不満はあり、そこから当時読んでいた雑誌のスピーカ制作記事を見て、スピーカやらアンプやらを自作する方へ興味は移ってしまったわけです。
ただ、数年前にたまたま見かけたホームページにこのエレスタットスピーカーを改造して高音をよみがえらせる、というのを発見しやってみたところ見事に高音が出て、今までの悩みは何だったんだろうと思ってしまった…

2007年3月8日追加
このページを作ってからエレスタットスピーカーについて調べている人が結構いるみたいなので、自分がやった改造方法のページを作りました。↓
エレスタットスピーカー改造

2008年12月14日追加
抵抗を接続するだけの改造では物足りなくなってきたので、いろいろと検索をかけたら、ツィーターを分解整備するページを発見。
そこを参考にツィーターの分解洗浄をしてみました。↓
ツィーター洗浄

 

DATデッキ(ソニーDTC-ZE700)とMDデッキ(MDS-S30)

DATデッキとMDデッキ

ソニーDATデッキシリーズの下位モデル。下位モデルながらパルスA/Dコンバーターの能力を生かし、SBMデジタルフィルターを搭載。 サンプリング周波数は、32k・44.1k・48kHzの3種類。上位機種から比べると機能面で劣っている物の、SBMモードで録音できるので買い得間がある。
MDデッキはソニーミニコンポシリーズの物。コレはミニコンポに追加するような形で発売されていた。機能としては、ミニコンポと接続して フルオートシンクロ録音機能、光デジタル入力端子によりDATデッキなどと接続し、デジタル録音ができる。このデッキはミニコンポの付属品というような位置づけなので 対して魅力的な機能は付いていない。シンクロ録音は便利ではある。
…SBMモードで録音できるので買った物のほとんど使ってない…もったいないなぁ。ただ、MDよりは音良いし気に入っている。MDデッキはテープの代わりとして よく使っていたが、ピックアップ部分が弱くよく修理にも出した。ちょっとした物を録音するときにはMDは便利なんだけどね。

 

真空管アンプ
(イーケイジャパンTU-8730 300Bシングルステレオパワーアンプ)

イーケイジャパンTU-8730

イーケイジャパンが発売しているエレキットシリーズの真空管アンプ。出力管には人気の名球300Bを使用。電源トランスに高性能R−コアトランスを使用し音質重視になっている。 エレキットシリーズなのですべて自分で組み立てないといけない。ゆっくりやっても1週間あれば組み立てられる。メーカー製のアンプと違い自分で組み立てるので、中身が把握できる上に 壊れたときも自分で分解して修理できるところがよい。出力は7w+7wなので、小音量で楽しみたい場合に適している。
…このアンプは手に入れたいがために、体調が万全でないのにもかかわらず冬の秋葉原まで買いに行ってしまった。これ以外にも買う物があったんだけど。
自作スピーカーにつなげて聴いてみたところ、スピーカーとの相性がよいのかとても良い音を出してくれます。ボリュームを上げれば結構元気良くスピーカーを動かしてくれます。 そのためか、改めて真空管の魅力にとりつかれてしまいました。今度は、自分で回路を起こしてみようかなぁ。

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